易しくないデータベース

目次

用語索引へ

最初のページ

はじめに

1. データベース構築までの背景

1.1 軍事研究に始まったコンピュータの開発

1.1.1 弾道計算の高速化が主目的であったこと

1.1.2 コンピュータを事務処理に使うこと

1.1.3 資料と情報の用語の意義

1.1.4 データベースは軍事用語であったこと

1.1.5 データベース利用の大衆化へ

1.2. 整理と保存の現実

1.2.1 整理法を教える組織的教育がない

1.2.2 整理法は技術であること

1.2.3 公私の区別をすること

1.2.4 開架式と閉架式の管理方式

1.2.5 二次資料の作成作業が大変

1.2.6 分類番号の代わりにキーワードを使う

1.3 古典的な整理方法

1.3.1 古典的な書物保存の背景

1.3.2 雑誌はまとめて製本する

1.3.3 カードによる管理の得失

1.3.4 受動的にカードを使う私的な整理法

1.3.5 積極的にカードを使う私的な整理法

1.3.6 パンチカードを使ったデータ管理

1.3.7 カードを使う管理も捨てたものではないこと

1.3.8 保存用のハードウエア

1.3.9 事故や災害で失われる資料も多いこと

2. 文字処理と英語用語の理解

2.1 JIS漢字コード系制定までの経緯

2.1.1 文字処理は基礎技術であること

2.1.2 オフィスオートメーション

2.1.3 難産であったJIS漢字コード系の制定

2.2 新聞業界での苦闘

2.2.1 鉛の活字を使う印刷術の機械化から

2.2.2 写真製版の利用

2.2.3 文字処理の変革期の話

2.3 英語用語の使われ方

2.3.1 用語の意味と使い方に注意が必要であること

2.4 システムズエンジニアリングの理解

2.4.1 システムとは何か

2.4.2 オペレーションズリサーチとセットで使う

2.4.3 システム工学と訳したことによる誤解

2.5 オブジェクト指向の言葉の意味

2.5.1 オブジェクトは理解し難い用語

2.5.2 先ずオブジェクト指向プログラミングから

2.5.3 オブジェクト指向データベースとは

2.6 Structureの意味

2.6.1 Structured programming

2.6.2 構造化プログラミング

2.6.3 スクリプト言語

2.7 データベース作成の前段階

2.7.1 目録作成は書籍だけに限らないこと

2.7.2 文献調査とガイダンス

2.7.3 実体を見る手段にマイクロフイルムを使う

2.7.4 メモ管理もデータベースと言う誤解

3. 目録の作成からデータベースへ

3.1 文献調査のまとめが最初の目的

3.1.1 欧米文献を有り難がること

3.1.2 本州四国連絡橋の計画時の文献調査

3.1.3 委員会方式の研究活動が犯し易い欠点

3.2 知的好奇心を満たす目的に使う

3.2.1 本体にアクセスするのが基本的な態度

3.2.2 本体に代わる情報で妥協する

3.2.3 データベースの作成前にファイル管理から入る

3.2.4 実物に当たる態度を育てる

3.3 資料の静的管理と動的管理

3.3.1 静的なデータベースとその管理

3.3.2 ユーザの利用で内容が変わるデータベース

3.3.3 個人が閉鎖的に使うのはデータファイル

3.3.4 教育利用を意識する共用データベース

3.4 計算機械の原理から

3.4.1 整数しか計算できないこと

3.4.2 レジスタの寸法で最大整数の大きさが決まる

3.4.3 データに番号を割り当てるときの数の制限

3.5 ファイル装置の基礎知識

3.5.1 コンピュータ立ち上げの儀式

3.5.2 磁気テープと磁気ディスク

3.5.3 固定長データと可変長データ

3.5.4 高速でデータを移しかえる命令がある

3.5.5 表形式のデータを順編成ファイルで利用すること

3.5.6 文書の目次や索引はデータベースの性格がある

図 3.1と図 3.2(PDF文書の目次と索引)

図 3.3と図 3.4(HTML文書の目次)

図 3.5と図 3.6(HTML文書の索引)

4. データベース入門

4.1 英語用語の理解から

4.1.1 DBMS

4.1.2 データベースエンジン

4.1.3 DDL, DML, DCL

4.1.4 スキーマ

4.1.5 マスターファイルとトランザクションファイル

4.1.6 マクロ

4.1.7 DLL

4.1.8 中身の読めないデータファイルの問題

4.2 ハードウエアとソフトウエアの要求事項

4.2.1 専用のコンピュータを使うのがよいこと

4.2.2 表計算ソフトの利用から

4.2.3 カード型データベースが使い易い

4.3 ワープロ用辞書への要望

4.3.1 シソーラスの作成が準備作業として必要

4.3.2 正引きと逆引きの辞書

4.3.3 文字校正用のツールに辞書を選択する

4.3.4 辞書には種々の種類があること

4.3.5 自動翻訳を考えるとき

4.3.6 プリントサービス

5. オブジェクト指向データベース

5.1 何をしたいかの問題意識

5.1.1 出来合いのソフトは無いのが普通

5.1.2 ベンチャーソフトを使わない

5.1.3 橋梁資料のデータベース化の試み

5.2 図面データの電子化技術

5.2.1 画像データベースが重要な課題

5.2.2 最初はビデオテープの利用を考えた

5.2.3 デジタルカメラの普及が情勢を変えた

5.2.4 図面保存のファイル形式

5.2.5 実用的な寸法の画像に作り直す

5.2.6 画像の縮小には賢いソフトが必要

5.3 写真データの目録作成と利用技法

5.3.1 例題として橋の切手を目録化したこと

5.3.2 分類番号の設計

5.3.3 目録サービスに使うデータの整理

5.3.4 二種類の画像データを編集する

5.3.5 ユーザが利用する方法

5.3.6 データの管理者側の資料整理

終わりに