鋼構造物設計アーカイブ

リベット構造

目  次


あらまし

1. 序説

1.1 一般
1.2 リベットの種類と形状
1.3 リベット締め作業と検査

2. リベットの強度と板の強度(リベット1本当たりの強度)

2.1 リベットに作用する力
2.2 せん断強度と支圧強度
2.3 縁端距離の関係
2.4 穴あき板の引張強度
2.5 隣接する穴の影響
2.6 働長に作用する摩擦力の影響
2.7 リベットの引張強度
2.8 リベットの曲げ応力の影響
2.9 疲労強度と静的強度

3. リベット継手の強度(リベット群としての強度)

3.1 リベット列に対する力の分布
3.2 板幅方向のリベット配列に対する力の分布
3.3 引張継手におけるリベットの配列
3.4 間接的な継手
3.5 階段状の継手
3.6 偏心と曲げを受けるリベット群

4. リベット構造物の設計と規準-その1(一般)

4.1 許容応力度
4.2 リベット値
4.3 リベット径
4.4 リベットの働長とその制限
4.5 リベットの最小中心間隔
4.6 リベットの最大中心間隔
4.7 リベットの最小縁端距離
4.8 リベットの最大縁端距離
4.9 リベット打ちの作業から決まる寸法制限
4.10 引張材の純断面積

5. リベット構造物の設計と規準-その2(連結と添接)

5.1 連結部の所要強度
5.2 最小使用リベット数
5.3 リベット列の最大本数
5.4 リベット配置の対称性
5.5 添接板の断面積
5.6 間接添接
5.7 異種の連結の混用

6. リベット構造物の設計と規準-その3(計算法および細部構造)

6.1 弾性的な仮定
6.2 ガセットプレートの標準板厚
6.3 綴りリベットに作用する力の計算
6.4 曲げ部材の添接

図目次

図1 リベット継手に作用する力と計算上の仮定
図2 リベットおよび板の破壊形式
図3 穴あき板の穴周辺の応力分布
図4 穴あき板の引張りによる破断線
図5 リベット列に作用するリベット力の分布
図6 幅方向に部材のポアソン比による横力
図7 間隔を一定にしないと不静定のリベット力となる
図8 引張継手における応力分布
図9 間接添接材はリベット数を片方50%増し
図10 間接添接の原理図
図11 階段状の重ね継手
図12 偏心または曲げを受けるリベット
図13 ガセットプレートの破断線
図14 階段状の添接を応用したガーダーの継手
図15 組み合わせ引張(圧縮)材とガセットプレートとの連結
図16 二枚のガセットプレートによる連結の一例
図17 圧縮材の添接の一例

表目次

表1 リベット継手における許容応力度の規準
表2 リベットの最小間隔の規定
表3 方眼に打つ場合のリベットの最大間隔
表4 千鳥に打つ場合のリベットの最大間隔
表5 リベットと板の縁との最小距離
表6 リベットと板の縁との最大距離
表7 ガセットプレートの標準板厚

附録資料目録

附録A. JIS B 1214-1966 熱間成形リベット
附録B. JIS B 1214-1966 熱間成形リベット(続)
附録C. リベットのデータとリベット締めの機械工具
附録D. リベット締めの機械工具(続)
附録E. 山形鋼の千鳥リベットの最小間隔など
附録F. 純断面積の決定に用いるwの表
附録G. 道路橋と鉄道橋の鋲値
附録H. 土木製図基準(抜粋)リベットおよびボルト

索引