リベット間隔を空け過ぎると板を綴じる意義が失われますので、リベットの最大中心間隔にも規定があります。
表3 方眼に打つ場合のリベット中心最大間隔
| リベット径 d (mm) |
最大中心間隔(mm) | ||
| 圧縮材応力方向 | 圧縮材応力直角方向 および引張材 | ||
| 道路橋 鉄道橋 |
25 | 170または12t | 300または24t |
| 22 | 150または12t | ||
| 19 | 130または12t | ||
| t は最薄外側の板または形鋼の厚さ(mm | |||
表4 千鳥に打つ場合のリベットの最大間隔
| リベット径 d (mm) | 最大中心間隔(mm) | ||
| 鉄道橋 | 25 | 340 | または30t-3g/4 または24t |
| 22 | 300 | ||
| 19 | 260 | ||
| 道路橋 | 25 | 340 | または24t |
| 22 | 300 | ||
| 19 | 260 | ||
| g:千鳥リベットのリベット線間距離 道路橋において、山形鋼に複列で打つ場合 | |||
圧縮部材の部材端では、応力分布を均等にする目的で、上記の制限より密な配置にします。圧縮部材端においては、部材幅の1.5倍の辺間で、応力方向の最大リベット中心間距離は4d 以下(道路橋、鉄道橋)、さらに千鳥リベット配列では8d 以下とするが、リベット線間距離は8t 以下(鉄道橋)の制限があります。