リベットの最小間隔の規準を下の表に示します。リベットの最小間隔は、穴の間隔が密過ぎないようにするためと、リベット打ちの際に、既に打ってあるリベットの頭部寸法と、スナップの寸法との関係でも制限があります。これは4.9項で説明を加えますし、資料として別にまとめてあります。リベット列を千鳥に配置しますと詰めて打てます。この場合の配置の資料は附録E. 山形鋼の千鳥リベットの最小間隔などにまとめました。
表2 リベットの最小間隔の規定
| 構造物 | リベット径dmm | 最小中心間隔(mm) |
| 道路橋 鉄道橋 |
25 | 85(75) |
| 22 | 75(66) | |
| 19 | 65(57) | |
| やむを得ない場合 | 30 | |
| 鋼構造(建築) | 2.5d | |
| 水門鉄管 | 並列の場合2.5d | |
| 千鳥の場合2.0d |