業務概要
治水効果と経済性の最適なバランスを考えながら、ハード対策やソフト対策を提案します。
近年、気候変動の影響等により全国で浸水被害が頻発しており、今後はさらに、気候変動に伴う降雨量の増加等による水災害の頻発化・激甚化が懸念されています。
このような気候変化に対し、安心して暮らせる都市、街をつくるためには、河川と下水道が連携して効率的な浸水対策を行う必要があります。
私たちは、治水効果と経済性の最適なバランスを考えながら、ハード対策(地域特性を踏まえた管きょ計画や調整池計画、ポンプ計画など)や、費用対効果を踏まえたソフト対策(雨水浸水対策、雨水管理総合計画など)を提案します。
また、住民目線による雨水出水浸水想定区域図およびハザードマップを作成や、避難・防災体制の構築、周知、啓発などの支援も行っています。
実施事例
小田井貯留管
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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発注者 | 愛知県名古屋市 |
実施Data | 貯留容量54,000㎥ |
実施内容 | 東海豪雨(平成12年9月)により大きな浸水被害を受けた名古屋市西区小田井地区を対象に、浸水対策として計画および設計を行いました。 この貯留池は、マイナス20mの道路地下に口径4,250mmの管きょを延長約2,400m布設し、貯留池として活用しています。 |
出典:名古屋市HP
名古屋市雨水出水浸水想定区域の作成
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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発注者 | 愛知県名古屋市 |
実施内容 | 名古屋市内の12,000haを対象に、1時間雨量147mm降雨における雨水出水浸水想定区域を作成しました。下水道管(600mm以上)、および1級河川4河川、ため池25池をモデル化、地表面は10m×10mのメッシュにモデル化で氾濫シミュレーションを行いました。 |
雨水出水浸水想定区域 ※出典:名古屋市HP