業務概要
「もしも」を想定した新技術の追求と、強靭さの裏付け、さらに経験と技術の蓄積から生まれる新しい発想で、安全で快適な社会を支え続けます。
国土づくりには、人と自然との共生を適切に図ること、そして時に自然がもたらす災害を未然に防ぐことが求められます。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われますが、2011年に起こった東日本大震災は、まさにその言葉通りに深い傷痕を日本全国に残しました。 この未曾有の経験をきっかけに、社会資本は自然と共生すると同時に、あらゆる自然災害を想定し、人々の安全で快適な暮らしを守り抜く強靭さの裏付けが不可欠になりました。 とりわけ、ライフラインと呼ばれる上下水道のような生活に密着した分野、および生活と経済を支える道路や鉄道などの交通ネットワークにおいて、人びとの日常生活に安心感を約束することが私たちの役割となっています。