INTERVIEW

技術職M.O.

本社 | 水環境技術本部 | 河川
2020年新卒入社 | 理工学系

河川計画で浸水被害を防ぎ
地域の安全を守る

PROFILE

学生時代に気象や浸水被害に関する研究を経験し、水害に強いインフラ整備に携わりたいと思うようになり入社。現在は、河川計画、下水道計画業務に従事し、浸水対策検討や浸水リスク情報の作成を担当。入社6年目で技術士(上下水道部門)を取得。退勤後は家族と過ごす時間や、趣味の音楽鑑賞・スポーツ観戦を楽しんでいます。

WORK

Q.現在の仕事内容を教えてください。

地域にとって最適な治水計画を策定

私は河川分野の計画立案グループに所属し、豪雨時の浸水被害から地域を守る治水計画を策定しています。

主な業務は、河川の水が安全に流れるよう河道断面の形状改修を計画したり、洪水時の一時的な水の貯留場所となる調整池や、河道の負担を軽減するバイパス水路の計画を行ったりすることです。

近年増加する想定外の豪雨に備え、ハザードマップの作成や、川だけでなく流域全体で水害を防ぐ「流域治水」の計画立案も担当しています。
現地調査とデータ分析を通じて効率的な整備方法を検討し、地域住民や関係機関との協議を重ねながら計画を練り上げる過程は大変ですが、私たちの仕事が地域の人々の生活を安全に守る重要な役割を果たしており、大きなやりがいを感じています。

CHALLENGE

Q.仕事のやりがいは何ですか?

異分野と連携し、総合的な視点で進める流域治水の魅力

河川計画は、地形や都市開発の状況など各流域の特性に応じた対策を立案するため、創意工夫が求められる仕事です。

特に近年は、気候変動の影響で水災害が激しさを増しており、河川、下水道、農業、都市計画など多様な関係者が協力する流域治水の重要性が高まっています。私たちは、各分野の専門家と協議を重ね、包括的な防災対策を立案しています。

他分野との協働は、新たな知見を得る貴重な機会となり、専門的な刺激を受けています。関係機関と合意形成を図り、納得いただける対策を提案できたときの達成感は何物にも代えがたいものです。

VISION

Q.今後の目標を教えてください。

専門性を磨き信頼される技術者を目指して

安全なインフラ整備には、時代の課題やニーズに寄り添い、発注者の要望を的確に捉え、社会の変化に柔軟に対応しながら専門性を継続的に高めることが大切です。

河川計画は、治水、利水、多自然川づくりなど環境のニーズから、気候変動による降雨増加への対応が主要な課題となっています。これまで経験のない災害リスクに対し、流域治水、既存インフラの最大限の活用、ソフト対策など、多角的なアプローチで防災・減災に寄与することが求められています。

困難な課題に直面しても、経験豊富な上司や先輩にサポートいただき乗り越えることができました。
今後は実務経験を積み、課題解決能力を磨き、後輩や関係者から信頼される技術者になりたいです。

ONE DAY'S SCHEDULE

  1. 9:00
    出社 現場到着・作業内容の打ち合わせ
  2. 9:30
    打ち合わせ KY(危険予測)ミーティング(リスク確認・安全確保の徹底)
  3. 9:45
    現場作業 河道や流入水路を調査・断面計測・写真撮影など現場状況を記録
  4. 11:30
    ランチ 作業メンバーと現場近くの飲食店で昼食・食後にコーヒー
  5. 12:30
    現場作業 午前中の作業進度を確認し、午後の流れを共有・現場作業を継続
  6. 17:00
    データ整理 野帳の作業内容記録や撮影写真を整理
  7. 17:30
    帰宅 現場から自宅へ直帰

JOB FEATURES

  • 月に3回程度県外への出張(ほぼ日帰り)
  • 2カ月に1回程度、県外に宿泊を伴う出張
  • テレワーク導入
  • 毎月1回部署全体で業務進捗ミーティング
  • 週1回課全体で業務進捗ミーティング
  • 業務の各工程で卓越した技術者による照査の実施

ENVIRONMENT

Q.職場の雰囲気は?

成長支援と自律性を大切にする職場環境

私たちの職場は、一人一人の成長を大切にする温かく協力的な環境です。
個人の力量と成長段階に応じた柔軟な業務体制を整え、上司や先輩が丁寧にサポートしてくれるので、安心して仕事に取り組めます。

フリーアドレス制により、業務の状況や気分に応じて好きな席を選べることやオープンな空間が開放的でリフレッシュしやすいオフィス環境も魅力です。

業務は自分で段取りを考えて、期限に間に合うよう主体的に行動することが求められるため、分からないことは積極的に質問に行くなど、成長意欲を持つことが大切だと実感しています。
業務状況が自分で調整できるので、休暇を取りやすく、仕事とプライベートを両立できる職場です。

MESSAGE

“私が中日本建設コンサルタントを選んだ理由”

若手社員の自主性を尊重する職場

3年目以降は主担当として多くの業務を任され、自己の判断で仕事を進める場面も増えていきます。上司への報告は欠かせませんが、ゴールへの道筋はある程度自分で決めることができ、社員の自主性とやる気を尊重する自社の魅力を再認識しています。
私が日頃心掛けていることは、河川計画などを検討する際に、解析や計算の結果を自分なりに考え、言語化することです。疑問があれば、上司や先輩の意見を積極的に求めます。チームの皆さんは親身になって対応してくださり、これまで幾度となく支えられました。

私たちの仕事は管理技術者、担当技術者、協力会社とチームで進めるため、学生時代の部活動やアルバイトで培ったチームワークが社会人としても役立っています。自分の意見を持ち発信すること、また他者の意見を受け入れて謙虚に学ぶ姿勢が、社会的使命を果たす上で、良い成果につながると実感しています。

インターンシップ・
1DAY仕事体験

中日本建設コンサルタントの
仕事体験にご参加ください

インターンシップで見つけた
憧れの仕事

私は、インターンシップを通じてインフラ施設の計画や設計に関わる建設コンサルタントの仕事に強く惹かれました。温かい社風も入社を決意した理由の一つです。企業訪問で業務内容や社内の雰囲気を直接感じることは、自己分析の大きな助けとなります。

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※インタビュー内容、所属、部署名は取材当時のものです。

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