現在、巨大地震や頻発する豪雨などの災害から国土を守るため、防災、減災、国土強靭化に向けた公共事業整備が進められています。また、地球温暖化防止に向けた脱炭素社会の構築、生産性向上に向けたインフラDXの推進への取り組みを進めなければなりません。これら社会インフラ整備の課題解決においては、建設コンサルタントが果たすべき役割は益々重要となっています。
当社は1964年(昭和39年)の設立以来、建設コンサルタントとして中部地区を拠点にしながら全国に展開し、社会資本整備に寄与してきました。また、2017年には当社初の海外拠点カンボジア事務所を開設し、国内のみならず国外へも社会インフラ整備に貢献する体制を構築しました。
当社の特徴は、名古屋本社と東京支社・大阪支社を拠点とした全国に展開する営業体制と、上下水道・河川・廃棄物の水環境分野と道路・橋梁・鉄道の交通分野を主体とする総合技術力にあります。また、これまでの半世紀余りで培った創造力豊かな人材を育て上げる社風と社員の個性を活かしたチームワークも当社の強みです。
「中期経営計画2022」の経営方針の1つに“創造する人材の育成”を掲げ、特に人材育成に力を注いでいますが、これは社員の成長が当社の成長につながるとともに、その結果、質の高い社会資本整備に寄与できるからです。引き続き、当社の強みを活かしつつ、今後を担う若い力を糧に、「人」「街」「自然」がいきいきとできる持続可能な社会を構築することを目指してまいります。
皆さんもわれわれと共に、社会資本整備を担う一人となり、社会貢献へ踏み出し、ご活躍することを期待しております。