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14. 実践的な作文教育

14.4 添削と推敲と校正


14.4.2 第三者に見てもらう

 作文の修正を具体的に実行することを言う用語が添削推敲です。主に、文学的な作文を、より良くするために行います。例えば、一般の人が作った短歌や俳句の文字並びに対して、講師が講評して指導するときに見られます。新しく文を加筆したり、元の文の一部を削除したりすることが添削です。文字単位で、別の言い方を工夫することが推敲です。書いた本人が読み直して添削や推敲をすることが基本ですが、第三者に見てもらって意見を聞くと、気が付かない良い提案が得られます。文字単位での誤用を調べるのは校正です。こちらも、第三者による校正は重要です。
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