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13. 梁と柱の応力度の計算 |
13.3 柱の力学 |
13.3.11 コンピュータに発声させる |
作文をそのまま読み上げる使い方をする場面は、学術講演会などで口頭発表をするときです。原稿の文体には「である調」はそぐいません。書き言葉は、ぶっきら棒になります。人ではなく、コンピュータに発声させる研究に音声合成があります(第5.1.2〜3項参照)。殆んどのソフトウエアは、優しく聞こえるように女性の発声を合成していますので、元の原稿は「です・ます調」を使います。この研究目的には、眼の不自由な人に役立てることに主目的があるような狭い見方を越えて、日英・英日の自動翻訳とも関係します。誤解されない、さらには、正しい読み方と耳に心地よく残る言い方と書き方とを研究する時代になりました。現状では、日本語の中で使う漢字の読みが複数あることが、問題を複雑にしています。 |
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