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13. 電子出版を考えた作文

13.3 目次と索引の作成技法


13.3.10 参考文献の扱いが変ったこと

 一般社会で信頼される情報は、眼に見える媒体に記録として残したものです。普通は用紙に文字で表したものを使います。石碑などに残す例もありました。情報の中身を説明するときの約束に5W1Hを挙げます。参考文献は、情報源を明らかにすることです。その元の情報を、見て確認ができなければ、その情報は風評の引用と変りません。従来、検索ができる場所は、図書館、または類似した資料館、博物館などです。これに代わって、インターネットが強力なツールになりました。検索の手掛かりを提供する法律的な対応の一つに著作権法があります。電子書籍は、既に著作権のある、または、あった出版物からの作成から始まっています。電子化資料が増えると共に、逆向きに、電子化資料の情報源を登録する要望が生まれています。どちらも、多くの新しい問題が発生しています。
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