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13. 電子出版を考えた作文

13.2 ユーザインタフェースの多様化


13.2.1 閲覧媒体

 話しの進め方として、作文の最終目的である文字と図形の表示方式の説明から始めます。この項の見出しを、@閲覧媒体としました。従来は紙に印刷したものを見るだけを考えましたが、パソコンの利用が普及し、モニタに表示したものを見ることも普通になりました。そのモニタも、携帯端末の利用が普及して、大小様々な寸法が使われるようになりました。インターネットの情報をモニタに表示するソフトウエアをWEB browserと言い、日本語は閲覧ソフトと言います。紙を使って綴じた印刷物のページをめくる操作をsimulateする(摸する)などのことが、次の課題としてのAユーザインタフェースです。そして、それに合わせるB文書の書き方に工夫が必要になりました。
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