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12. 設計計算書の作成

12.1 レポートを手書きで作成する


12.1.9 線図と数式は別作業で図に作成する

 MS-Excelの作業画面は、表枠(セル)の集合が表示されています。この枠線を座標単位に使い、部分的に生かして線図を描くことができます。その例が図12.2です。寸法表示や説明などとの配置の相性を調整することができます。欠点として、セルの寸法を部分的に変更すると、図も変形してしまうことです。これを避けるには、一旦、全体をプリントしておいて、そのページを部分的に切り出して図にするか、図の全体を簡易なグラフィックスソフトで作成しておいて、その図をワークシートの貼り込みます。数式の場合も、オブジェクト作成の数式エディタで編集した式はグラフィックスの構造になっていますので、同じように貼り込んで編集することができます。

図12.2 セル枠を座標に使った線図

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