目次ページ 前ページ  次ページ

10. 英語と日本語の文構造

10.1 標準語の提案


10.1.5 表音文字は分かち書きをする

 日本語を仮名文字だけで書けば、子供でも読めます。しかし、言葉と言葉との間に「(ま)」を入れるような表記が必要です。その例として下のような言葉遊びがあります。

   ・「すもももももももものうち」
分かち書きをすると、
   ・「すももも ももも もものうち」
片仮名と平仮名とを使い分けると、さらに読み易くなり、意味もはっきりします、
   ・「スモモも モモも モモのうち」
漢字を使うと、さらに意味がはっきりしますが、欠点として読み方が判らなくなります。
   ・「李も 桃も 桃のうち」
息継ぎの場所を明示するときに読点「、」を使うことができます。
   ・「李も、桃も、桃のうち」
最後に、読点を省くこともできますし、読みも意味も判ります。
   ・「李も桃も桃のうち。」

前ページ  次ページ