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5. 変形の計算 |
5.4 捩り変形 |
5.4.4 画像に変換するとデータ量が増える |
筆者は、教育用の私的な印刷物を多くまとめてきました。これらは、情報化時代になって、インターネットなどを介して、一般向けに発表する場が利用できるようになりました。それと同時に、著作権が明確に主張できるオリジナル版も必要になってきました。それは、技術系の学生や研究者が手軽にコピーしてレポートに利用する、いわゆるコピペ(copy and paste)への対策です。学生のコピペは、教育利用ですので、筆者は大目に見ています。文書のページ単位で写真版に変換すると、文字並びのコピペはできませんが、イラストや写真などは可能です。A4版1ページ分の文字データは、約4KBで済みます。このページ全体を画像データにすると、約10倍以上ものデータ量に膨れ上がります。著作権を尊重するために、引用はできるだけ出典を明らかにするべきです。しかし、どこから引用したのかが不明になっている資料も少なくありません。電子化文書の参考文献を書くときは、それが読めるサイトを記入することが普通になってきました。この全体に関するビジネスモデルは、まだ模索の段階です。 |
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