リスト形式の文字並びと表形式にする変換では、生の文字情報だけが対象であって、書式情報(フォーマット)を扱いません。下の枠で囲んだリストは、第4.3.6項の表4.1をコピーしてMS-EXCELのワークシートに貼りつけ、それをCSV形式(Comma-Separated Values)でファイルに保存し、改めてテキストエディタNotePadで読み込み、その文字並びをMS-Wordにコピーし直して作りました。整数表記は、数字の間にコンマを挟んでいますので、文字並びのデータとして識別するように、引用符(")で囲った表示になっていることを見て下さい。書式のデータは保存されません。テキスト形式で保存するもう一つのデータ並びは、コンマ区切りに換えてタブを区切り記号に使う方法があります。これは、表4.1を直接コピーしてNotePadに貼りつけても得られます。ただし、タブは字形を持たない文字ですので、データの区切りがどこにあるかの詳細が分かりません。
表4.1 MS-Wordを使った作表の例,,,,
番号,文字並び,整数表記,実数表記,備考
A1,罫線で囲う,"1,234",1.23,中央揃え
A2,物理的な,56,30.45,
A3,文字の例,"7,892",3, |
リスト形式に直した表4.1のデータ |
|