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4. 表原稿の作成

4.3 ページ単位のレイアウト設計


4.3.5 枠付きの表はソフトウエアで作成する

 ここまでは、表の枠寸法を説明するまでの予備知識です。表は、特別な罫線の使い方をします。例として表4.1を見て下さい。これはMS-Wordで作成しました。ラインエディタとテキストエディタでは、罫線で囲った表の作成ができません。表の横枠線(罫線)の高さは、行間の隙間の中央です。つまり、表一行分の枠の高さは行幅と同じです。この枠の中の文字並びは、上下左右に僅かの隙間があります。文字の字形を囲う罫線の使い方とは違っていることを見て下さい。文字の左右位置は、中央揃え、左詰め、右詰めを使い分けます。表の右端の備考欄は、表枠を縦に繋ぎ、その中で高さ方向も中央揃えにした例です。
表4.1 MS-Wordを使った作表の例

番号

文字並び

整数表記

実数表記

備考

A1

罫線で囲う

1,234

1.23

中央揃え

A2>

物理的な

56

30.45

A3>

文字の例

7,892

3.00


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