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4. 表原稿の作成

4.2 書式制御に使うキー操作


4.2.3 SPキーの機能

 一文字分の空きを空けるSPキーは、キーボードの最下段にあって横長の形状ですので、スペースバー(space bar)と言います。パソコンのキーボードは、スペースバーの両側に他のキーを追加するようになって、相対的にバーの横幅が狭くなりました。SPキーは、ワープロでは一文字分の空白を空けますが、コンピュータに送る信号は、空白用の文字コードを送る場合と、何もコードを送らない(0を送る)場合とがあります。後者をNULLコードと区別します。英字と漢字とを混用するとき、漢字用の空白は2バイトコードが決められていて、英字の場合の1バイトコードとは別仕様です。プリントされたものを見ると、元の空白文字コードが、半角・全角、どちらであるかの区別ができないことが起こります。これは、編集作業で文字列の検索や置き換えをするとき、検索ミスを起こすことがあります。

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