目次ページ 前ページ 次ページ | |||||
1. 引張材と圧縮材 | |||||
1.1 単一部材の引張りと圧縮
1.1.6 数値計算の表し方に技術的な習慣がある。 実務で使う計算書は、必要にして充分の情報を書きます。この書き方を見れば、書き手の技術レベルが大体分かります。幾つかの約束がありますので、計算例と解説を下にまとめます。 | 応力の計算(標題または見出しがあります) ・簡単な図を添えるのが丁寧です。ここに、記号や数値の宣言が入ります。 ・数式を書き、その通りの並びで数を書きます。単位系を変えることがあります。 ・Eは、定数としての約束があります。 ・結果の数値は、常識的には有効数字3桁でまとめ、単位系を添えます。 ・手計算で計算書をまとめるときは、後の計算に使うときに精度が落ちないように有効数字を多くすることがあります。EXCELなどの表計算ソフトを使うときは、内部で数値が保存され、レポートの書式を選択できます。 ・見易くしたいとき、3桁ごとに数をまとめ、間を少し空けます。 ・除数記号/は、行数を節約するときに使います。 ・体裁を整えるために工夫を凝らすことがあります。例えば、イコール記号を縦に揃えるなどがあります。 科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」
| 前ページ 次ページ |