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2. 四則演算の常識を確認する |
2.1 算術の基礎教育 |
2.1.6 整数を扱う割り算は二種類ある/H3> |
図2.5 筆算での割り算 整数だけを使う算術の割り算は、きっちりと割り切れる場合と、割り切れなくて余り(あまり:剰余)が残る場合とがあります。小学校で習う筆算の割り算は、掛け算を逆向きにたどる方法を学びます。中身は、掛け算と引き算の組み合わせです。割り算の式を、A÷Bと書くとき、Aが被除数(divident)、Bを除数(ordinal number)とし、結果をC としましょう。最初は、九九の掛け算を逆に利用して、割り切れる条件を学びます。それから、長い桁の被除数と除数とを使う割り算を習います。このとき、九九の掛け算と、引き算とを、しっかりと覚えていないと、計算できません。演習の課題は、割り切れる場合から始め、次いで、余りが残る割り算を習います。小学生の年代ではかなり難しい授業ですので、落ちこぼれも出ます。 科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2015」 |
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