目次ページ; 前のページ次のページ

C8. 行末での語の切り方―文綴法(Syllabication)

一般的な約束
 
General rules
of
syllabication
(1)
三音節以上の単語の中で、一つの母音が一つの音節となっているときにはその母音の後で。(tele-vision, sepa-rate)

(2)
ただし、文字の‘c’,‘r’を含む音節は上記の例外が多い。(mir-acle, cler-cal, favor-ably)

(3)
二つの母音が別々に発音されてるときには、その二つの母音の間で切る。(gradu-ation, continu-ation, radi-ator)

(4)
接頭語、接尾語は単語の語幹部分から切る。 (semi-, pre-, -ing, -tion, -ment)

(5)
接尾語をつけるために、語幹の終りの子音を重ねたとき、その子音の間で。( begin-ning, stop-ping, compel-ling)

(6)
二重子音はその間で切る、まず(5)を優先する。 (express-ing, will-ing, impres-sion, progres-sive)
切ってはいけ
ない場合
 
syllabication
prohibited
(1)
一音節で成り立つ単語。(breath, through)

(2)
六文字以下の単語(2音節であっても)。(letter, heavy, idea)

(3)
肩書、姓名の頭文字、職業上の地位や学位などを人名から分離しない。

(4)
一文字の音節が、単語の始めか終りにあるときは絶対に切らない。二文字の音節で、特に、過去形のed,副詞のlyは、絶対に語幹から分けない。(ready, around, remember, divided, suddenly)

(5)
母音の含まれていない音節。(should'nt, could'nt)

(6)
数字 ($1,000,000)
切らない方が
望ましい場合
(1)
二行以上続けて行末で単語を切らない。

(2)
パラグラフやページの最初と最後の行で切ることを避ける。

(3)
ハイフンで繋がっている単語や複合語。切るなら、繋がっている部分で切る。
self-respect, cross-examination, businessman (business-man), bookkeeping (book-keeping)

(4)
日付け、人名。もし切るなら下の例のように/の箇所で切る。
September 15,/1989, Mr. Jack/Jones


前のページ次のページ