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C7. 語のつなぎ方(Hyphenation)

(1)
ハイフン(hyphen, -)は、区切り記号の一つである。高度な英文ワードプロセッサにはハイフンの使い方についてのプログラムを持っていて、ハイフンの種類を機能的に三つに分類している。それはnormal, optional, nonbreaking である。
‘normal hyphen’は、‘required hyphen’または‘hard hyphen’とも言い、語の一部として常に用いる。
‘optional hyphen’は、‘discretionary hyphen’または、‘soft hyphen’と言う。このハイフンは普段は見えていなくて、行末で語をシラブル間で区切るときに始めて現れるのでこのように呼ばれる。
‘nonbreaking hyphen’は‘normal hyphen’と同じであるが、行末で語を分割してはならないものをいう。

(2)
二つ以上の語を結合して複合形容詞を作る場合は、通常、ハイフンが必要である。

(3)
一語で書くべき語にハイフンを使ってはならない。

(4)
英語に限らず、二つの語が繋がって新しい用語になる例が多い。最初は独立した2語がハイフンで繋がり、さらに一つの単語として認められるようになる。例えば、
key word → key-word → keyword;
data base → data-base → database;

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