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Step ExB2. テキストエディタの使い方


B2.1 ノートパッドプログラム

 ここでの演習課題は、テキストエディタを使う文書原稿の作成です。文書作成の最初は草稿の準備です。草稿と言う言葉は、編集作業の前段階の下書きを意味します。ワープロが普及する以前の日本語文書は、400字詰めの原稿用紙に草稿を清書した原稿を、編集の人に手渡していました。コンピュータを使って体裁のよい文書を作る場合、原稿の作成に相当する作業は、テキストエディタを利用してテキストファイルを作成することです。この目的に使われるソフトウェアを、通称でテキストエディタと言い、種々の製品が発表されています。Windowsで標準に利用されているのは「メモ帳」またはノートパッド(実行形式ではNotepad.exe)です。これは、システムの標準ソフトとして含まれています。デスクトップの画面で、「スタート→プログラム→アクセサリ」の順にたどって開くことができます。メモ帳で扱うテキストファイルの標準拡張子は(.txt)です。種々の説明文書は、Readme.txtの名称で作成するのが定番になっています。テキストファイル名を選択してクリックすると、メモ帳が起動してそのファイルの中身を見ることができます。下の図は、メモ帳の作業画面を示したものです。テキストの中身は、この演習の最初のページを原稿見本として表示しました。ウインドウのデザインは、タイトルバーとメニューバーしかありませんし、メニューも4項目しかありません。



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