目次ページ   前ページ   次ページ

4. 画像を含める印刷

4.2 ワープロを使う原稿作成


4.2.5 表枠の中の相対位置

 文字並びを、表枠の中でどの位置に置くかの指定 (align)は、行方向と高さ方向との二種があります。文字と画像とは、寸法違いの図形ですが、水平方向に基準線を考えていて、どちらも対象図形の下縁です。行方向に並べるとき、高さ違いの図形もこの基準線で揃えます。ワープロでの標準は、左揃え下詰め、です。図形の高さが高ければ、その分だけの行高さが確保され、小さい方の図形並びは上が空きます。高さ違いの図形を、見かけ上、上揃え中央揃えで表示したいとき、ワープロでは2列以上の表枠を作って、別々に図形を入れると上揃えが得られます。中央揃えは空白行で相対的な配置を調整します。筆者のワープロ原稿では、2列の表を作って、片側に図を、反対側に文字原稿を入れたレイアウトで擬似的に回り込みを調整しています。また、表の枠線を描かないようにしています。

前ページ   次ページ