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4. 画像を含める印刷

4.2 ワープロを使う原稿作成


4.2.4 画像の挿入

 エクセルでは、画像の挿入は用紙に上書きします。画像の位置指定は、その左上をセル位置で指定します。セルの寸法に画像の寸法を合わせる機能はありません。位置指定に使うセルの左上を基準とした、複数のセルは、画像で隠されます。挿入された状態で、セルの寸法を変更することもできますが、あらかじめ画像の方の寸法を決めておいて、図で隠されない位置のセルを文字入力に使うようにします。

 ワープロでは、文字と図の並べ方が二通りあります。メニューバーの挿入から寸法違いの文字扱いをして、ファイルから図を読み込んで横方向に並べます。エクセルでの処理とは違って、上書きをしません。文字よりも高さの高い画像を並べると、文字並びの上が空きます。この空き部分を文字並びで埋めることを、「文字を回り込ませる」と言います。これを実行させるには、追加のツールバーを使います。メニューバーから、「表示→ツ−ルバー→図」とクリックして図処理用のツールバーを表示しておきます。対象とする画像をマウスでクリックすると、このツールバーがアクティブになります。その中の「テキストの折り返し→四角」とクリックすすると、キーボードの矢印キーを使って画像を移動させることができます。これは、前から在る文字並びを、押しのけるように移動しますので、結果として文字の回り込みが実現できます。

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