表3.1は、眼で見て読むとき、字形の粗密に関係する、種々の解像度が比較できるようまとめたものです。文字に代えて画像を表示する使い方をするとき、グラフィックスディスプレイと言いました。そこに表示する画像データは、以前の高解像度のモニタで表示することを考えて、最大、640×480ドットで準備します。そのため、このドット数以内で作業用画像データを保存しておくことが一つの標準になりました。
表3.1 種々の解像度指標
装置など |
解像度(DPI)、分解能な |
備 考 |
人の眼 |
300 DPI |
1 mm幅で12本の細線を識別 |
活字のフォント |
72ポイント/インチ |
実用する文字寸法は10〜12ポイント |
アナログビデオディスプレイ |
ブラウン管を使っていた時代 |
半角文字で横 40字,縦10行が限界 |
初期の高解像度モニタ |
≒50 DPI |
640×480ピクセル |
高画質のモニタ |
≒100 DPI |
1024×768ピクセル |
漢字のドット文字デザイン |
16×16 dot、24×24 dot |
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ドットインパクトプリンタ |
150〜180 DPI |
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インクジェットプリンタ |
300〜1200 DPI |
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レーザープリンタ |
600〜2400 PI |
普通に使う場合は 600 DPI |
CCD素子 |
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縦×横の画素数で精細度を言います |
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