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1. データベースの解説

1.3 技術を組み立てる概念


1.3.2 ソフトウエアは文書化できる情報

 ソフトウエアと言えば、コンピュータのプログラムである、と一般には理解しますが、使い方などを文書化したマニュアルもソフトウエアです。プログラムは、コンピュータ本体が読む文書の性格があり、ディスクなどを介して読み書きします。例えば、ゲームソフトの用語がそうです。最初の作成作業は、人がプログラミング言語を使って作文します。この考え方の背景には、コンピュータのハードウエアシステムを擬人化していて、生身の人間との対話扱いをしています。インタフェース >(interface)の用語は、もともと、電気・電子装置をコードと接続用端子でつなぎ、電気信号(情報)を遣り取りする部分を指しました。コンピュータを擬人化することで、「装置と装置」「人と装置」「人と人」との間の、3通りのインタフェースが扱われるようになりました。上の項で上げたヒューマンインタフェースは、「人と装置」を意味していて、人の側の技能に、或るレベルが必要であることが要求されます。その発展として、「人と人」の対話(インタフェース)は、教育技術を対象としたシステムを構成します。

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