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1. データベースの解説

1.1 データベースは大衆化に進んでいる


1.1.5 まず橋名索引を編集する

 橋を調べる最初は、橋名を手掛かりにします。それには、辞書風に編集した橋名索引が必要です。藤井資料から、橋名、都道府県名、ID番号の3項目だけを抜粋した目録を最初に編集しました。日本の橋は、人名と同じように、基本的には漢字で表記します。しかし、その読みは音・訓の使い分けがあり、それも、複数ある文字もあります。コンピュータで利用している漢字コードは音読み順ですが、訓読み順を使う漢字もあります。例えば、「桜」は、音読みはオウですが、サの読みに並びます。また、特別な読みを当てることがあります(例:東雲、しののめ)。難読の漢字はひらがな読みの索引が必要ですが、まだ目録とは対応していません。橋名目録は、まず、全国的に視野を広げた総合版をまとめました。資料の全体像は、凡例に紹介しました。

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