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HTML文書 作成の手引き

8. 目次と索引の作り方


8.2 目次と索引に宛てる印刷ページの設計が必要

 目次は、それを通覧するとき、文書の内容を知る情報として読みます。読み物として編集される文書は、頭から通読しますので、目次は簡単に済ませることもします。技術系の文書は、ある目的意識を持って内容に当たる読み方もしますので、適度な詳しさの目次があると役に立ちます。ただし、適度の基準は難しいのですが、章・節・項の三分類の見出しを使う場合には、目次を節単位で止めて、それを補うように索引を使い分けます。目次の分量は、印刷ページ数にして2ページ前後に抑えるのが手頃です。索引は、項目数が多くなりますので、印刷ページでは段組みをして余白を減らし、ページ数の増加を抑えます。しかし、HTML文書では段組みにする方法が使えません。筆者の方法は、用語は章・節・項の番号と対にして、それをセミコロン(;)の区切り符号を付けて連続文字並びにしています。段落区切りを「あ、い、う…」の見出しにしています。見本はWEB版を見て下さい。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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