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HTML文書 作成の手引き

8. 目次と索引の作り方


8.3 エクセルを編集作業で利用すること

 目次と索引は、同一文書群へのリンクの集合です。元になるWordの文書をコピーして、目次と索引語を残すようにして本文を削除したものを作業用ファイルとします。これを、目次の集合ファイルと、章・節・項の番号を追加データとした索引語のファイルとに分けます。索引語を「あいうえお順」に並べ直す方法として、筆者は、索引語の並びをテキストファイルに落とし、それをエクセルで読み込んで作業をしています。漢字熟語は、訓読みがありますので、JISのコード順では位置が狂います。そのため、読みの見出し語一文字をつけた列を仮に追加しておいて、並べ替えの補助にします。これをタブ区切りのテキストファイルに落とします。これを再度Wordに読み込んで、三段組みの索引に編集し直します。これが、PDFファイルにしてある索引のページです。元にしたエクセルのファイルを元に、CSV形式に落とし、テキストからカンマ記号をすべて削除することで、索引用のHTMLファイルに変換しています。HTMLファイルでは索引語の三段組みができませんので、行数を増やさないための方法が上で説明した、あいうえを順の段落構成です。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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