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HTML文書 作成の手引き

1. 文章原稿の作成


1.3 Wordの使い方を覚える

 原稿文書の作成は、印刷して利用する形式を見ながら文字入力をするWordを使います。実を言うと、Wordは、印刷形式を整える編集用ソフトウエア、つまりワードプロセッサです。Wordの作業画面のメニューバーには、編集と印刷目的のための専門用語が並び、機能が重複するのですが、アイコンを表示するツールバーも賑やかに並びます。年配の方は、専門用語の意味と機能とが分かり難いことと、操作法が面倒であることとがあって、パソコンの利用を覚え損なった人も少なくありません。若い人は覚えるのが早いので、外見には熟練者に見えることもありますが、基本的な知識を埋めておくことが大切です。この参考には、下記のURLを見て下さい。

実用文書のまとめ方;http://www.nakanihon.co.jp/gijyutsu/Shimada/bunsyo/top.html

原稿の文章だけを扱うツールがテキストエディタであるメモ帳です。こちらの方は、作業画面がずっと簡単です。メモ帳を介して実質的な文章データを扱った上で、そのデータをWordに取り込んで編集します。筆者は、これを文書のお化粧と説明しています。PDFファイルは、Word上のページレイアウトをそのまま再現します。WordファイルからPDFファイルへの変換は、ツールバーのファイル名前をつけて保存で作業が済みます。ただし、古いWordバージョンでは変換機能の追加が必要です。HTMLファイルは拡張子が(.htm)または(.html)です。スタイルシートの拡張子は(.CSS)ですが、どちらも実質がテキストファイルですので、メモ帳で開いて読め、編集に使い、元のファイルに上書き保存できます。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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