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HTML文書 作成の手引き

0. はじめに(introduction)


0.9 多くのファイル数を必要とする作業を意識すること

 著者は永らく技術系の教育環境に居ましたので、私的に作成する文書の大部分は、教材に使うことを目的とした、A4版横書きにして、多いときは100〜200ページの分量です。これをWordで編集し、PDF版にまとめたものをダウンロードしてお使い頂くようにしてあります。同時に、WEBでページ単位の閲覧ができるようにしています。こちらは、小単位の、少なくとも同じページ数分のHTMLファイルの集合です。これらのWEBサイトは、差し当たり下記に置いてあります。

中日本建設コンサルタント株式会社:http://www.nakanihon.co.jp/

HTMLのファイル数が多いので、その中身を検索して必要個所が閲覧できるように、目次と索引さらにページ前後のリンクを設定して作成してあります。この全体構成にエラーが無いように検査するツールとして、Microsoft HTML Help Workshopを使っています。このバージョンは1996/1998以降、変更がありません。したがって、HTMLファイルの方の作成仕様をHTML4.0にしておく保守的な態度を持たせて作業をしています。この仕様の範囲で問題は起きません。多くのファイル数を扱いますので、個別のファイル寸法を小さくするように、また、あまり凝った機能を使わないようにしています。この報文は、著者の作業の 手の内を解説したものです。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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