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EXCEL文書作成の手引き

3. 表計算機能を使う場合の書式


3.3 横長の計算書を折り返して表示する例

 図7は、やや専門的ですが、アーチ橋の影響線を計算したものです。行方向の計算には、セルを標準幅(8.38)で使います。そうすると、ページ幅で最大9セル分しかとれません。実際の表計算は印刷範囲の外のセルまで使います。このようにしておくと、その下に示すグラフが(グラフウイザードを利用して描きます)正しい関数形で作図させることができます。横長の表計算のうち、印刷範囲を外れた部分の数値も印刷リストに必要であるときは、その部分をリンク貼り付けの機能を使って、折り返して下にコピーします。セル幅のデザインが図4、図6と異なりますので、別シートにまとめます。グラフウイザードで作成したグラフは、数学的な表示方法として幾らか不満足ですが、数値計算の結果が妥当であるか否かの判定に使うことができます。

図7 横長の表計算書を折り返して表示する方法
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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