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2. 作図と製図
2.8 陰影の付け方
2.8.3 立体感を表す単純な段差表示
図 2.10 ボタンの凹凸表示
パソコンのモニタに表示されるボタンの図柄は、矩形枠を図2.10左のように下と右とを太く描くことで、このボタンが飛び出した状態に見せています。このボタンをクリックして凹ませた状態に見せるときは、矩形枠の左と上を太くするのですが、枠図形としては180度回転させたものです。これも錯視の応用です。光源の考え方は図2.9と同じです。厚みの薄い立体を上から見たとして、影の付き方と考えることができます。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」
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