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13. 透視図と射影変換 |
13.2 平面図形の射影変換 |
13.2.7 座標系を一般化すると式が複雑になること |
前項までに解説した射影変換の代数式は、座標系を理想化して、式の扱いが簡単になるようにしました。元の図形を表す平面座標系(y,z)の尺度を世界座標系と同じにしても、カメラの視軸が通る位置の座標が(y0=0, z0=0)でないと、式13.4の分数式の分子に、余分の定数パラメータが必要になります。この場合には、カメラの視軸が、元の図形の(y0,z0)を視野中心で捕らえているとするデータを必要とします。式13.4は、y, zに代えて、y-y0, z-z0を代入することになります。
2009.1 橋梁&都市PROJECT |
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