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10. 幾何モデルのデータ構造の概説

10.1 文書にするときの書式


10.1.4 EXCELを使って表を作るとき

 コンピュータのメモリ領域にデータを表の形式で書き込むときは、行と列の使い方の約束が重要です。このとき、眼に見えない表を内部メモリに作成しています。このことは次節で説明します。MS-EXCELは、メモリに構築された表をモニタ画面に表示して作業を進める表計算ソフトウエアです。データを、外部のテキスト形式で作成されたファイルから読み込むとき、改行をグループの区切りとした形式Aで扱います。作業画面のデータをプリンタに出す場合も、テキストファイルに保存する場合も、改行コードを加えた行単位の形式で書き出すことができます。行と列との成分を入れ替えたいときは、EXCELの表計算機能としての単純な関数を持っています。しかし、利用できる行数と列数との最大値があり、作業性や見易さから列数の方を多くしない使い方をします。すなわち、表のデータを文書で準備する場合、その書式(フォーマット)を十分に検討しなければなりません。
2008.10 橋梁&都市PROJECT

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