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6. 幾何モデリングの序章

6.3 幾何モデルの作成


6.3.4 テキストファイルからデータを読み込む

 多面体のデータを準備する方法としてPBASICインタプリタに読ませるREAD-DATA文以外に、通常のテキストエディタを使ってデータセットをテキストファイルに作成しておき、それを読み込ませる方法もあります。このテキストファイルのデータ書式は、既にコンピュータに作成済みの幾何モデルのデータをファイルに保存し、再度読み返して利用することを目的として定義します。コンピュータグラフィックスでは、このようなデータファイルをメタファイルと言います。このテキストファイルのデータを、必要があれば、部分的に変更すれば、最初から大量のデータを手作業で準備しなくても済みます。ただし、データ構造を破壊する危険がありますので、CADのソフトウエアで利用しているメタファイルは、ユーザが勝手にデータを変更しないように注意しています。
2008.6 橋梁&都市PROJECT

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