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13. 連続桁の計算(続)

13.3 連続桁橋の再現設計エクセルSoftの解説


13.3.3 影響線はグラフに表示する必要があること

 影響線の計算は、応力を求める注目点に対して単位荷重の作用点を変数とした関数として求めます。MS-EXCELは、ビジネスグラフ作画機能が利用できますので、影響線の傾向を折れ線グラフで確認することができます。このグラフは、数学関数の性質を表示するには幾らか不向きです。特に、剪断応力の作図の場合には構造力学理論の表し方とは異なったグラフしか描けません。したがって、このグラフはモニタ目的に作図して印刷領域を外した場所に置きます。別にイラストを作成して印刷領域に貼りこむ、などの手間を掛ける必要があります。このグラフは、実際にレポートを作成する場合は、影響線のグラフを別に作図して貼りこむのがよいでしょう。影響線の計算部分は独立させた"INFCONTBV0.xls"として別にまとめました。このうち、三径間連続梁の計算部分のページレイアウトを以下に例示します。
2010.4 橋梁&都市PROJECT

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