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10. 小径間吊橋の計算

10.5 水平反力の影響線を計算する式


10.5.4 吊橋としての影響線に合成する

 単位集中荷重が吊橋の補剛桁上を移動するとして、曲げモーメントと撓みの関係は、式(10.5)に示したように、軸力を受ける梁の力学系に単位荷重が作用したときの解@と、内力相当の水平反力増分Hによる等分布荷重載荷による解Aとの和です。前者の解は式(10.18)、(10.19)です。これらの解はマトリックスの形ですが、列方向が桁の注目点、行方向が移動させる集中荷重の作用点です。
2010.1 橋梁&都市PROJECT

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