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4. トラス橋計算エクセルSoftの解説

4.2 ユーザがする作業のあらまし


4.2.5 橋梁台帳のデータとして利用する

 シート番号-0は、橋梁台帳のデータを部分的に引き写した内容ですので、これに他のデータを追加して、新しい形の電子化橋梁台帳として再利用することが考えられます。この目的に使うシートは、シート番号-0だけをコピーし、適切な管理名を付けて別シートとして追加します。この数値データを独立に保存できるようにしておきます。この作業のままでは、その別シートは、他のシートのデータとリンクが設定されたままになっています。単独に取り出して利用するためには、リンクを外し、データだけを記録するシートに直す必要があります。これには、一寸したコピー操作を加えます。それはコピーした全体を選択し (ctrl+A)、これ全体をコピーし(ctrl+C)、そのまま、エクセルのメニューから「値の貼り付け」→「形式を選択して貼り付け」→「値と数値の書式」の順に実行します。そうすると、そのセルの外部リンクが切れて、データだけが残るシートになります。念のため、数値の変更を受け付けないようにロックを掛けておくと安全です。同じ作業用のエクセルソフトを使って複数の比較設計をしたい場合には、別名の複数の管理用シートを、そのまま残しておくことができます。これらを、管理データだけを集める独立したEXCELブックに保存しておくことを薦めます。
2009.7 橋梁&都市PROJECT

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