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4. トラス橋計算エクセルSoftの解説

4.2 ユーザがする作業のあらまし


4.2.1 一般図と設計条件を準備する

 エクセルSoftは、既設橋梁の調査に利用することが主な目的です。そのためには、その橋梁の一般図設計条件を用意することが最初のデスクワーク作業です。既設橋梁の一般図は、通常、その橋梁の管理者が保存していますが、それが得られない場合も含めて、現地で寸法などを当たる必要があります。橋梁には橋歴板(ネームプレート)が付いていますので、その記載事項を情報の確認に利用します。現地での測定は、目視及び写真撮影を主眼とします。測量器具はレベル、と反射鏡を用いた三次元測量程度で満足できる成果が得られます。
2009.7 橋梁&都市PROJECT

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