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13. 電子出版を考えた作文

13.3 目次と索引の作成技法


13.3.6 WEB版用索引ファイルの作成

 索引用のHTMLファイルから、検索語の説明または利用されているファイルにリンクする書式は、例えば下のようなアンカー文字並びです。
  <A href="Chapter030406.html">段落:3.4.6</A>/&nbsp;
例で示した文字並びは、「段落:3.4.6/」と1文字分の空白が空き、次の検索文字並びが続きます。モニタ画面では改行はしませんので、「/ 」を区切り符号とした検索語が行幅一杯に詰められ、自動折り返しで表示されます。作業用のExcelファイルの行データは、「段落、3.4.5」の二つです。これから列要素として下に示すような語の並びを一行のリストの列要素にしたデータ並びに変更します。
「<A href="Chapter」、「03」、「04」、「06」、「.html"」「段落」、「:」、「3.4.6」、「</A>/&nbsp;」
ここで、章・節・項の番号「3.4.6」から、ファイル名に使われている「03」、「04」、「06」の文字並びに直すときに、賢い文字処理を工夫します。このExcelファイルを、コンマ区切りのテキストファイル(*.csv)に落とします。これをメモ帳で読みだして見ると、区切り符号がありますし、引用符の重複もあります。これを、メモ帳の文字並びの、検索と置き換え機能を使って省略すれば、この項の最初に例示したアンカー用のHTML文字並びが得られます。このファイル名拡張子(*.csv)のファイルはテキストファイルですので、拡張子を(*.txt)と直し、ファイル名を別にして保存し、WEB版用索引ファイル(*.html)に編集します。
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