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B3. 文字数の計算法(Amount of Manuscript)

(1)
日本語の原稿の量は「400字詰めの原稿用紙で何枚」といった単位でいう習慣が普通である。原稿料の計算も、原稿用紙1枚当たりで単価を契約することが多い。

(2)
章や節を改めたとき、段落の切れ目などで、文字を埋めない空白の行やコンマがあっても、それは字数の一部を構成する。空白を除いて字数を計算するのではない。

(3)
表題、章などの書き出しには行単位で空白を取るが、これも字数のうちに数える。

(4)
印刷物の最終仕上がりの形(スタイル)を、例えば「B5版、8ポ、横書き、25字詰め、50行、2段組み、6ページ」といった呼び方で言い、これで原稿の量を指示することも行なわれる。写真、表などがあるとき、それらが入る面積分の文字原稿量を引いてページ内に納める。

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