目次ページ; 前のページ; 次のページ

B4.3 文書の変更防止の対策

 インターネットで送受信されるHTML文書のソースコードは通常のテキストですので、作成も校正もテキストエディタで簡単にできます。受信したパソコン側では文字の寸法などを変えて表示させることもできます。この便利さを逆用して、送信発行元のコンピュータに侵入してホームページを改版する悪さが頻発しました。また受信したテキストを改竄(ざん)して発信するような著作権の侵害も起こっています。例えば、見積書やデータベースなど、重要書類を改竄されたのではたまったものではありません。そこで、オリジナルの変更が受信側ででき難くする文書データを送受信することが必要になりました。これに使われる書類形式では、例えば、Adobe社のPDF(portable data format)が使われています。このファイルは、E-mailの添付書類として扱われますが、受信した側ではAdobe社のソフトウェアのAcrobat Readerが必要です。


前のページ; 次のページ