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実用文書作成の演習

テキストファイルからHTML文書まで

Exercises of Practical Writing


Step ExB1:キーボード操作に慣れること


B1.1 文章の単位は段落であること

 文書をまとめる過程は次のように進行します。まずアイディアをまとめる草稿(draft)の段階、それを原稿(manuscript)にまとめます。このとき、文書の最小単位に段落(paragraph)の概念を意識しなければなりません。この作業に利用する基本的な道具がテキストエディタです。テキストエディタは、文書を殆ど裸で扱いますので、段落を分ける技術として二つの方法を使い分けます。一つは番号などを補助的に使って箇条書きにすること。もう一つは、段落の切れ目を分かり易くするため、改行コードで区切ります。改行とは、一つの段落の終わりを意味し、次から新しい段落が始まることを指示するものです。段落単位で原稿がまとまれば、これに書式と体裁を加えます。この作業にはワードプロセッサを使います。初心者が、最初からワードプロセッサを覚えようとすると、かなり難しいので、勉強のステップとしては、テキストエディタの使い方から入ります。


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