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2. 実践的な資料管理

2.3 画像データのファイル管理


2.3.5 ファイル名

 一単位の画像は、内容が分かる名前を付けて1ファイルにまとめます。ファイルの拡張子は、画像データを扱うソフトウエアと関連が付けられています。ドット集合の図形は、データ量を圧縮してメモリ領域を効率よく節約できるJPEG方式(*.JPG)が良く使われています。デジタルカメラ本体が扱うデータは、一連番号や日付を仮のファイル名にしてあります。これをパソコンのメモリに取り込むとき、どのような絵柄であるかを見てファイル名を決めます。エクスプローラは、一覧サムネイルの表示ができるようになりました。しかし、一般のユーザは、自前の画像目録を作る手間を掛けないで、最初に付けてある番号を指定してプリントするだけで済まします。個別の画像ファイルに、分かり易い名前を付けておきたいのですが、ファイル数が多くなると手間が大変です。橋の画像ファイルを扱うときは、この手間を省くことができません。画像は、最低限、キャプション(短い説明文)が必要です。これにサムネイルを添え、目録の形に整理します。この目録は、コンピュータのモニタで閲覧するだけでなく、印刷して手元に置き、また、web版にしてインターネットで公開することも考えておきます。このように編集したものが画像データベースです。ファイルの寸法から見ると、画像のデータ量が大きく、キャプションなどのテキストデータのバイト数は相対的に僅かです。

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