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HTML文書 作成の手引き

6. 文章スタイルの設定と表示


6.2 モニタ上での表示スタイル

 モニタを文字表示(character display)で利用するとき、半角英字が一行80字並べて読めるようにすることで、最初の解像度(resolution)に640×480ピクセルが採用されました。この横縦の画面寸法比は、旧のテレビ画面寸法比の4:3です。線図を主としたグラフィックスに応用すると、やや解像度が不足しますので、横方向のピクセル数が640→800→1024→1280のように解像度の高いモニタが開発されてきました。大きな画面でピクセル数が大きいと、横幅に入る文字数を増やすことができます。読み易さからは、適度な文字寸法と文字列の幅があります。インターネットのプロバイダのホームページは、モニタ全画面を使う画面スタイルに、横方向を幾つかの小単位の枠に分けています。HTML文書を、モニタ全画面を使って、システムフォントの標準文字寸法で表示すると、段落単位の文字数が多くなります。元のA4版の原寸スタイル幅で見たいときは、IE表示のウインドウの横幅寸法を手動で狭くします。または、表示領域を拡大することと併用します。HTML文書は、表示領域の寸法が変わっても、文書の文字列が自動改行され、右端が欠けることがありません。ただしグラフィックスがあるとそうはなりません。この説明は後の6.6節を見て下さい。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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