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HTML文書 作成の手引き

4. HTMLタグの意味と機能


4.4 寸法も相対表示で指定するのがよい

 インターネットをIEでモニタに表示すると、モニタの解像度に合わせて、タイトルバー、メニューバーの配置はモニタの横幅一杯で表示されるように尺度がデザインされています。そこに表示される文字は、システムフォントが使われ、標準寸法で書かれます。フォームの横幅寸法を狭く変えても、適度な折り返し表示になりますが、文字寸法やアイコンの尺度は一定です。一方、フォーム内の表示領域は、全体尺度を拡大・縮小させることができます。マウスのアイコンを表示画面上に置いて、「Ctrl、+」「Ctrl,−」のキーボードショートカットで変えることができます。全体画面が小さくなると左右に余白が入り、大きいと左右が欠け、水平スクロールバーが現れますので、移動させて見ることができます。この機能がありますので、HTML文書の中での文字寸法をポイント数で絶対指定をするよりも、基準のデフォルト寸法に対しての相対的な大小指定(%指定)を採用します。
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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