3.6 3Dモデルのモデラー

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PCUBE   "name", xlen, ylen, zlen
直方体をつくる。原点を中心とし x, y および z 軸方向の長さを与える。
例:   PCUBE "B1",1.,2.,3.

PCUBEM   "name", posa(3), posb(3)
座標系に平行な面をもつ直方体をつくる。対角線の両端の座標を配列名で指定する。

PEWEDG   "name", x-base, y-hight, z-length
三角柱をつくる.断面は二等辺三角形。底辺は長さ x-base で x 軸方向高さはy-height で y 軸方向。柱の高さは z-length で中心は x-y 平面上。

PRWEDG   "name", x-len, y-len, z-len
三角柱をつくる。断面は3点の座標 (0,0),(x,0) および (0,y) で与える。柱の高さは z-length で中心は x-y 平面上。

PRCYLN   "name", nedge, irmode, radius, height, icurv
正多角形の断面を持つ角柱をつくる。正多角形および高さの中心はワールド座標系の原点。
name  ---  作られる立体の名前
nedge  ---  正多角形の辺の数
irmode  ---  'radius' の値を下のように定義する
radius  --- 
多角形の外接円の半径   (irmode=0),
多角形の内接円の半径   (irmode=-1),
多角形の辺の長さ   (irmode=1).
height  ---  柱の z軸方向の高さ;高さ中心は x-y 平面上
icurv  --- (=1)の時、n角柱で円柱を近似する。軸に平行な辺は描かれない。

PRCONE   "name", nedge, irmode, radius, height, icurv
正多角形の底面を持つ角すいをつくる。正多角形の中心はワールド座標系の原点。
name  ---  作られる立体の名前
nedge  ---  正多角形の辺の数
irmode  ---  'radius' の値を下のように定義する
radius  --- 
多角形の外接円の半径   (irmode=0),
多角形の内接円の半径   (irmode=-1),
多角形の辺の長さ   (irmode=1).
height  --- z軸方向の高さ
icurv  --- (=1)の時、n角柱で円すいを近似する。軸に平行な辺は描かれない。

PCYLN   "name", vertices(2,m), m, height, icurv
与えられた断面形状を持つ角柱をつくる。
name  --- 作られる立体の名前
vertices(2,m)  --- 断面形状の座標値を (x,y,x,y, ...) のように反時計方向にとったもの。
m-points   --- ; 座標値の点の数
height  ---  柱の z 軸方向の高さ;高さ中心は x-y 平面上
icurv  ---  (=1)の時、n角柱で曲面を近似する。軸に平行な辺は描かれない。

PCONE   "name", vertices(2,m), m, height, icurv
与えられた底面形状を持つ角柱をつくる。
name  --- 作られる立体の名前
vertices(2,m)  ---  底面形状の座標値を (x,y,x,y, ...) のように反時計方向にとったもの。
m-points  ---  座標値の点の数
height  --- 柱のz軸方向の高さ。底面はx-y平面上、頂点はz軸上にある
icurv  ---  (=1)の時、n角柱で曲面を近似する。軸に平行な辺は描かれない。

PREVL   "name", zypos(2,m), m, ang, icurv
z軸回りに折れ線で与えられる回転体を作る。
name  --- 作られる立体の名前
zypos(2,m)  --- 折れ線の形状を座標値で (z,y,z,y, ...) のようにとったもの。zの値は高さの低い方から与える。
m-points  ---  折れ線の点の数
ang  ---  回転角度;x-axis(0) から 'ang' 度まで反時計回り。0は360と同じ扱いになる。
icurv  --- 
(=1)   表面が回転方向に沿って曲面の回転体を近似する
(=2)   表面が z 軸方向に沿って曲面の回転体を近似する
(=3)  表面がすべて曲面の回転体を近似する。

PTRUNC   "name", xypos(2,m), m, zypos(2,n), n, icurv
角すい台を作る。z 軸に垂直な断面形状はすべて相似形となる。
name ---  作られる立体の名前 xypos(2,m)  ---  底面形状の座標値を (x,y,x,y, ...) のように反時計方向にとったもの
m-points  ---  底面形状の座標値の点の数
zypos(2,n)  ---  z 軸方向の形状を座標値で (z,y,z,y, ...) のようにとったもの;y の値は順に大きくなる正の値であり、高さzにおける断面図形の乗数となる。
n-points  ---  z軸方向の形状の座標値の点の数
icurv  --- 
(=1)   表面が回転方向に沿って曲面の回転体を近似する。
(=2)   表面が z 軸方向に沿って曲面の回転体を近似する
。 (=3)   表面がすべて曲面の回転体を近似する。

PHDFC   "name", faeq(4,n), n, radius
材料の立方体を平面で切って得られる立体を作る。
name  --- 作られる立体の名前
faeq(4,n)  ---  切る平面を定義する配列。平面の方程式 (a*x+b*y+c*z+d=0) における4つのパラメーターが配列の要素となる。
n-planes v 配列の大きさ
radius  ---  2*radius が材料の立方体の辺の長さ

PHEDRA   "name", ncode, radius, imode
正多面体または正多面体の角を切り落とした立体をつくる。
name  --- 作られる立体の名前
ncode  --- 立体を定義するためのコード番号(下を参照)
radius  --- 
外接球の半径  (imode=0),
内接球の半径  (imode=1),
辺の長さ (imode=-1).
imode  ---  上記のように多面体の大きさを指定する
-----------------------------------------------------
ncode=
1,  REGULAR TETRAHEDRON 3**3 (正4面体)
2,  REGULAR HEXAHEDRON 4**3 (正6面体)
3,  REGULAR OCTAHEDRON 3**4 (正8面体)
4,  REGULAR DECAHEDRON 5**3 (正12面体)
5,  REGULAR ICOSAHEDRON 3**5 (正20面体)
6,  菱形を含む REGULAR DODECAHEDRON V(3,4)**2
7,  菱形を含む REGULAR TRIACONTAHEDRON V(3,5)**2
101,  TETRAHEDRON 3,6**2 の角を切り落としたもの
102,  CUBE 3,8**2 の角を切り落としたもの
103,  OCTAHEDRON 4,6**2 の角を切り落としたもの
104,  DODECAHEDRON 3,10**2 の角を切り落としたもの
105,  ICOSAHEDRON 5,6**2 の角を切り落としたもの
106,  CUBOCTAHEDRON (3,4)**2
107,  ICOSIDODECAHEDRON (3,5)**2
108,  GREAT RHOMBICUBOCTAHEDRON 4,6,8
109,  GREAT RHOMBICOSIDODECAHEDRON 4,4,10
110,  SMALL RHOMBICUBOCTAHEDRON 3,4**3
111,  SMALL RHOMBICOSIDODECAHEDRON 3,4,5,4

PHDFL   "name", positions(3,nv), nv, itable(ne), ne
頂点の座標と、面の周りの頂点をつなぐ順序を与えて立体をつくる。
name  ---  作られる立体の名前
vert(3,nv)  --- 頂点の座標値を格納した配列名
itable(ne)  ---  頂点をつなぐ順序(正整数の列)を格納した配列面の周りの各点は、面に向かって反時計まわりに 1,10,13,5,3 のようにとらなければならない。 各数値は 9900 がくると終りと見なされ、内側にさらにループがあるときは 9000 でループの終りとなる。 すべてのデータの終りは 9999 である。0 は数列の中では読み飛ばされる。
例:  1,10,13,5,3,9900,9,8,11,12,9000,2,7,6,9000,9900,...9900,9999
    <------ 1 -----> <--- 2-1 ----> <-- 2-2 ->----> <--N->

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