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EXCEL文書作成の手引き

3. 表計算機能を使う場合の書式


3.1 表計算の表示の一例

 図6は、表にまとめた計算書の一例です。これは、図4に例示した計算式の、直ぐ下にまとめた部分を説明用にコピーしたものです。行番号は元の番号とは違います。全体は、印刷の見てくれが良くなるように、セルを複数繋いだ、幅違いの5列です。主要な計算部分は3列目ですが、そこから右は、エクセルの繰り返し計算を利用して、ドラッグして求めてあります。行番号16〜29は、計算に使うデータをまとめた部分であって、これに先立つ計算値、または別のシートからのコピーです。行番号30〜46が、図4に示した式の計算部分です。行番号47,48が、その結果を利用した、目的とする計算成果です。作業用変数A1〜A5、B1〜B7を使っています。各行の3列目のセルを右方向にドラッグすることで、4列目と5列目の計算が得られます。なお、念のため補足しますが、作業用のシートのコピーは、パソコンのScreen Copy(スクリーンコピー)の機能を使って、画面をクリップボードにコピーしておいて、適当なグラフィックスソフトを使ってトリミングし、ファイルとして保存したたものです。スクリーンコピー用のキーは、パソコンのキーでPrtScrと表示されています。HELPで操作法を検索できますが、パソコンの機種によって、キーの位置も使い方も違いがあります。例図には、作業用セルの枠線が薄く表示されています。これは用紙上の印刷には現れません。明示的に実線で引かれた罫線が印刷されます。

図6 表の形にまとめた計算書
科学書刊株式会社:電子版 「橋梁&都市 PROJECT: 2011」

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